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mel / tuzuri


もてあましている感イコールしあわせ。
だとおもう。

たとえばとてもよく晴れた日に、どこにも行かずにひきこもって昼寝する、みたいな。
窓越しにとてもあかるくて、これが映画だったら帽子かぶってピクニックにでも行くのだろうなという春か秋の、なにをするでもない午後。
瞼にあたるひかりのなかで、あーこんな雨でもできることをもったいないなぁとほんの数秒感じながら、たまに読書して。雲を見て鳥を見て。
それがなんかもう、最高にしあわせな瞬間。

もてあます。
なんでもない日常は、なんでもないだけでもう満ち足りていて、ときどき、とても尊い。


(photo diana mini)






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シナモンなんとか、と付く、とびきりあまいものたちは、とにかくもうほんとうにおいしい。
砂糖まみれの、ふわりとして、やわらかい茶色いあれと、あのにおい、そこにあつく濃いコーヒー。
これはもう、ちがう世界のものみたいにおいしい。ちょっと涼しい日の昼間の、夢のようにおいしい。

口のまわりになにかつくのも手がよごれるのも苦手だけど、あれだけはそれも許せる。ふつうのパンみたいにちぎりながらではなくて、がぶりと口をあけて、じゃりじゃりとふわふわをきちんと含みたい。
大好物。シナモンなんとか。



(photo baby holga)









秋は秋というだけで既にすばらしくて、暑くも寒くもない、栗が秋刀魚がきのこがとかいうレベルではなく、もうなにを食べてもおいしくて、読書もおでかけも料理もスポーツも(しないけど)、なにをしていてもずっとたのしい。

夏の終わりは寂しいというよね、
お盆に熱い町で育ったので、お盆が終わればイコール、夏はおわりで、8月16日は、真夏日でもすこしすずしかった。

ずっと4番目な夏は、
秋がきたうれしいのためにあるのだろうな、
もうすぐ、だいすきな花が咲く。



(photo 写ルンです)








一昨日の夢の話。

白にグレーの模様のついたねこが、近所の公園のそばの道を、あるいていった。
曇っていて、人も車も少なくて、しずかで、車道を横切る、ちょっと細身のねこ。

夜中に目が覚めたとき、夫にそれを話して、いい夢だねと言われて(たぶん)
その昨日、仕事から帰った夫が、早朝、駅に行く途中でねこをみたらしい。
白にグレーのねこ。
公園のそばで。
車道を歩いていった。
びっくりして、ちょっぴり疑って、近所に野良猫なんて全然いないのにと。こういう、夢とおなじになるのは何度かあったけれど、うーん、こわいこわい。

わたしもねこに会いたいな、と思う今日の昼。
けれど、あの公園に人がいないなんて、朝すぎて、夢のなかでしか見たことがないのだった。



(photo diana mini)







9月19日。
母のバースデー。

母はなんでもできる。
ピアノも、絵も、お習字も、料理も裁縫も、パソコンもガーデニングも。
あまり怒らないし(勉強しなさいとか言わない)、楽観的で、寛大、よく働く人。

ミニーちゃんの着ぐるみ着て、お遊戯会でピアノを弾いていた母。焦げたホットケーキ。絞り出しクッキー。オムライスのお弁当。ローズマリー。

いつか母みたいになれると信じて、疑ってなかったけれど、たぶん、ずっとなれない。



(photo 写ルンです)




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